被災地と信州をつなぐ架け橋として

■ 2012 年 3 月 17 日 土曜日
支援

2011年3月12日。東日本大震災の翌日に、もう一つの大震災が発生していました。その被害は甚大で、今尚仮設住宅に暮らす人たちもいます。残念ながら、多くの人の目が東北地方に注がれる中、言わば忘れられた存在となり、支援の手もなかなか届かないのも現状です。

そんな最中、加瀬倉庫の地元でもある横浜市では、横濱倶楽部という市民団体が、横浜と東北の被災地、そして信州を繋ぐ活動を続けています。横濱倶楽部は異業種交流を基盤としながら、地域社会への貢献を目的として活動する市民団体です。 このたび、倶楽部の関係者などから集められた善意の支援物資(主に衣料品が中心)の一時集積場所として、加瀬倉庫の鶴見区内における収納スペース(コンテナタイプ8帖サイズ)を無償提供させていただくこととなりました。

ここに集められた衣料品の数々は、フリーマーケットなどに出品した上で、その売上を信州や東北の被災地に義援金として拠出されたり、あるいは衣料品そのものを直接現地に送るなどの形で使われることとなります。

加瀬倉庫としましては、被災地における仮設住宅建設などの直接的な支援とともに、被災地を離れたこうした市井の活動などにも積極的に協力をしていきたいものと考えております。